長い夏休みを終えて

 1 長い夏休みを終えて、東京へ帰つた谷村さんは、郊外の下宿を引き上げると、学校に近い街裏に下宿を見つけて越しました。 今までのように、朝起きると窓を開けて、櫟林を眺めたり、バンガロの美しい娘さんのピアノを聞いたりと云う風な、そんな訳にはゆきませんでしたが、夕方窓を開けると、低い街の灯がキラキラし...

このエントリーの続きを読む≫

— posted by id at 11:43 am  

全福音書を通じて

 勿論以上を以て尽きない、全福音書を通じて直接間接に来世を語る言葉は到る所に看出さる、而して是は単に非猶太的なる路加伝に就て言うたに過ぎない、新約聖書全体が同じ思想を以て充溢《みちあふ》れて居る、即ち知る聖書は来世の実現を背景として読むべき書なることを、来世抜きの聖書は味なき意義なき書となるのである...

このエントリーの続きを読む≫

— posted by id at 11:42 am  

未来の大審判

と馬太伝二十五章にあることが路加伝の此所にも簡短に記されてあるのである、未来の大審判を背景として読みて此一節も亦深き意味を我等の心に持来すのである。 其他「人情的福音書」、「婦人の為にせる福音書」と称えらるる路加伝が来世と其|救拯《すくい》と審判《さばき》とに就て書記《かきしる》す事は一々茲に掲ぐ...

このエントリーの続きを読む≫

— posted by id at 11:41 am  

T: Y: ALL: Online:
Created in 0.0118 sec.

http://aweb1.org/